民泊利用の同行者パターンと希望の民泊施設
「民泊で行きたいところ」の希望を伺って纏めてみる。この場合は観光目的の民泊利用であるが、利用者(同行者)のパターンとしては、(1)子供などの家族とともに複数家族で。(2)1家族で。(3)友達グループで。(4)夫婦で。(5)ひとりで。の５パターン程度に分かれている。比率的には、一人で＞夫婦で＞1家族で＞友達グループで＞複数家族でとなる。民泊施設は、一人の場合でも、１棟貸しの希望が多いことが特徴である。
民泊利用の理由
家主との交流を望んでおり、家主との交流でその土地の生活を知る、その土地のこれぞという食べ物や観光地などの裏情報などを期待しているのが主な理由である。ファミリーで宿泊し、家主との継続的な交流を期待している家族もいる。
実家に帰ったような気分を味わいたいという気持ちがわかる。
他人との人付き合いの煩わしさは避けたい反面、家主や地元の方との交流はしたいというのが本音のようである。一方、わずかであるが、子供連れの民泊で、子供の社会教育の為に外国人の宿泊者との接触を期待している母親もいる。
テレビの番組で、地方を訪問し、地元の方との会話を楽しみ、特産品やトピックなどの情報をゲットして、そこを訪問する、また、ここに来たら、これを食べて行ってという食通情報を地元の人に教えてもらい、それを食するという番組がある。正にそのような地元の方との触れあいを求める為に民泊を利用したいと思っている方が多い。
テレビの場合はロケ車で回るが、一般の場合は交通の便が良いところは別として、レンタカーの利用などが必要となる。民泊施設には駐車スペースがあったほうがよい。
民泊利用期間
民泊の利用期間は、学童連れでない限り、１週間程度が多い。リタイヤした方や、現役でも有休を使って、もっと長い期間を民泊利用で１つの地方を周遊したいという声もある。民泊を使って周遊する場合は、その地方の民泊経営者の横の繋がりがあって、利用者に情報提供できるような状態であれば喜ばしい。
